ミッドサマーディ Juhannus ~6月~

湖のほとりでのkokko

湖のほとりでのkokko

6月18日以降最初の金曜日がフィンランドではミッドサマーディ(夏至祭・Juhannus)となり、 夏の始まりを祝います。 土日があわせて連休となるのでフィンランド人は家族でサマーコテージに行ってのんびりとした時間を過ごします。  ヘルシンキっ子はミッドサマーディにはコテージに行ってしまうのでヘルシンキの街は夏のにぎやかさが一変し、 静かな街へとなります。

しかし、この時期にヘルシンキへ訪れる人や、 ヘルシンキに残る人にも実は楽しいイベントが待っています。 ヘルシンキ中心部からバスで10分のセウラサーリというフィンランドの伝統的な建物を見ることのできる野外博物館で知られている島で夏至の日を祝います。 (ちなみに「サーリ」(saari) とはフィンランド語で島のことです。)

島への橋を渡り、 ダンス等の各イベントの場所に行くまでの道沿いにはソーセージやコーヒーなどの屋台や、 ハンドメイドの木の籠、 鉄でできたアクセサリー作成のデモンストレーションがやっていたりと林道を散策しながらたくさんのミニ・イベントも楽しむことができます。 ダンスのできる舞台では民族衣装に身を包んだ踊り子さんがフォークダンスを披露します。動きが簡単なので、 踊り子さんの次に一般の人も一緒に踊り、それが交互に続き、まさに「みんなで楽しむ」祭りとなっています。

メインは湖のそばで燃やされる大掛かりなたき火です。このたき火(ボーンファイアー)はフィンランドではコッコ(kokko)と呼ばれています。 これは夏至を過ぎると再び日が短くなり、夜が長くなっていくので悪霊がうろうろし始めると考えられ、それを追い払うためのものだとされています。 また、この日に結婚式を挙げるカップルがボートで登場し、 湖に浮かぶボーンファイアーに点火して愛を誓うという夏至祭のお祝いムードに便乗しためでたいイベントも見ることができます。

セウラサーリのイベントは午後6時くらいから始まり、 夜11時くらいまで続きます。11時までもしかすると飽きてしまうのではないのかと思いますがまったくそのようなことはなく、歌、踊りなどを楽しんだり、あちこちに置かれた木製のブランコや竹馬 、綱引きなどの遊具で遊んでいるうちにあっという間に時間はたちます。 「北欧の夏至」であるので11時になってもまったく暗くならず、夏を堪能する日として思い出に残る日を過ごすことができます。

写真提供:http://www.wikimedia.org/,Petritap


Share this
facebooktwittergoogle_plusredditpinterestlinkedintumblrmail

You may also like...

Leave a Reply


Warning: Unknown: write failed: Disk quota exceeded (122) in Unknown on line 0

Warning: Unknown: Failed to write session data (files). Please verify that the current setting of session.save_path is correct (/tmp) in Unknown on line 0